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病院に関する指標


 

平成28年度 大阪警察病院 病院指標

当院では、厚生労働省による全国統一の定義に従い、当院の入院患者さんのDPC(診断群分類による包括支払制度)のデータを集計した病院指標を作成しました。今回の集計対象は、平成28年度(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)の1年間に当院を退院された患者さんのデータです。患者数または症例数が10未満の場合は、当該数値並びに付随する項目については「‐(ハイフン)」で表示しています。

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

 

年齢階級別退院患者数   ファイルをダウンロード

 【対象:平成28年4月1日から平成29年3月31日までの退院患者】
 
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 319 221 408 555 1097 1568 3255 4498 2816 363
定義:平成28年度退院患者数を10歳刻みの年齢区分で集計しています。
特徴:大阪警察病院は各年齢区分において患者数が分布しており、総合病院としての役割を担っていることがわかります。60歳以上の占める割合は全体の72.4%となっています。
 
 

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)  ファイルをダウンロード

 【対象:平成28年4月1日から平成29年3月31日までの退院患者】

消化器内科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060340XX03X00X 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 148 12.04 11.06 0.04 71.1  
060050XX97X0XX 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 123 13.36 11.74 0.01 75.2  
060020XX04X0XX 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 101 8.24 9.02 0.00 73.6  
060300XX97100X 肝硬変(胆汁性肝硬変を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 58 11.71 14.28 0.01 70.8  
060050XX0300XX 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 47 9.89 8.70 0.00 73.5  
消化器内科では、消化器・胆肝膵を問わず、消化器疾患全般の診療を行っています。年間入院患者数は2,300人以上でそのうち40%以上が緊急入院されています。主な疾患は、急性腹症、消化管出血、胆石発作、胆道感染症、がん救急です。消化器癌は入院患者の30%前後を占め、抗がん剤投与・内視鏡治療・経カテーテル的治療(IVR)・エコー下治療などを行っています。内視鏡診断・治療のほか慢性肝疾患・炎症性腸疾患が当科での治療の中心となっています。
 
 
 
糖尿病・内分泌内科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
10007XXXXXXXXX 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 373 13.43 24.21 0.04 67.6  
100180XX99000X 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 24 8.12 8.14 0.00 57.6  
100060XXXXXXXX 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 20 11.95 15.42 0.00 65.2  
100393XX99XXXX その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 17 8.41 10.17 0.01 74.6  
110310XX99XX0X 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 15 18.40 12.43 0.02 74.9  
 糖尿病内分泌内科の最も多い疾患は2型糖尿病です。通常の教育入院に加え、週末を利用した3泊4日での短期入院も行っております。これらの入院では正確な病態把握、合併症評価のうえ、個々の患者様にそくした個別治療につとめております。また、1型糖尿病患者様に対するSAP導入や、糖尿病患者様のシックデイ(肺炎、尿路感染、感染性胃腸炎など)対応の緊急入院も積極的に受け入れております。内分泌疾患では低ナトリウム血症をはじめとした電解質異常、原発性アルドステロン症の精査・加療入院が多くなっておりますが、副腎腫瘍、不定愁訴から発見されることの多い下垂体機能異常、その他、甲状腺・副甲状腺・副腎・性腺疾患・膵内分泌腫瘍などの早期診断・早期治療にも積極的に取り組んでおります。
 
 
 
呼吸器内科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040040XX9910XX 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 147 4.81 3.68 0.01 72.6  
040110XXXXX0XX 間質性肺炎 手術・処置等2なし 68 25.21 19.92 0.04 70.8  
040040XX99000X 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 61 18.18 14.83 0.05 72.8  
040040XX99040X 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 57 21.12 12.35 0.00 64.9  
040081XX99X00X 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 20.17 21.25 0.11 83.8  
当科では肺がん、感染症、喘息、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、気胸など呼吸器疾患全般を診療しています。入院の約半数は肺がん症例です。呼吸器外科、放射線診断科、放射線治療科、病理技術科、緩和ケアチームと互いに連携しながら、速やかな診断と治療方針の決定を行っています。
 
 
 
循環器内科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
050050XX02000X 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 474 4.50 4.71 0.01 70.2  
050050XX99100X 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 275 3.37 3.06 0.00 69.8  
050050XX99200X 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 268 3.25 3.22 0.00 69.9  
050070XX01X0XX 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし 206 6.10 5.51 0.00 61.4  
050130XX99000X 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 143 19.71 17.95 0.13 80.1  
当科の最も得意とする治療はカテーテル治療です。狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患に対する治療がカテーテル治療です。カテーテル治療は高い成功率が得られ、他院では困難と判断された難しいものに対しても積極的な治療を行っています。虚血性心疾患に加えて下肢動脈硬化による間欠性跛行の患者さんも増加しており、下肢動脈形成術も積極的に行っております。心房細動に対するカテーテル治療では最新の機器を駆使し、丁寧な手技を行うことで高い成功率と再発の少ない治療を提供しています。
 
 
 
小児科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
140010X199X00X 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 53 5.26 6.18 0.01 0.0  
140010X299X0XX 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし 20 7.10 11.55 0.01 0.0  
040090XXXXXX0X 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病なし 18 5.44 6.02 0.00 0.6  
100250XX99100X 下垂体機能低下症 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 13 3.77 3.81 0.00 8.7  
040100XXXXX00X 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 13 5.31 6.42 0.00 3.1  
小児科で一番多い疾患は周産期における低出産体重児(未熟児など)の疾患となっています。そのほか下垂体機能低下症や喘息の入院となっています。当院は地域開業医の先生と連携をとることで安全で良質な医療を提供いたします。
 
 
 
消化器外科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
060330XX02XXXX 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 105 5.68 6.82 0.00 58.8  
060035XX01000X 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 94 13.54 15.92 0.00 70.9  
060335XX02000X 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 63 6.14 7.61 0.00 60.5  
060020XX02X0XX 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 55 15.18 17.65 0.01 68.2  
060040XX02X00X 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 17.13 17.98 0.01 68.3  
外科で一番多い疾患は胆嚢結石及び胆嚢炎などによる、腹腔鏡下胆嚢摘出術等になっています。胆肝膵外科では、悪性腫瘍等の手術にも対応しており、これらの手術は肝胆膵高度技能指導医の執刀、管理のもと行われており安全に実施されるよう心がけています。
2番目に多いものは、大腸癌に対する結腸切除術です。進行癌でも日常生活機能の改善が期待できる場合は拡大手術やあらゆる集学的治療を積極的に行っています。
また各種消化器がんに加え、胆石症、ヘルニアなどの良性疾患に対する外科的治療や、急性胆嚢炎、急性虫垂炎、腸閉塞などの救急疾患に対する緊急手術も行っています。
 
 
 
救急科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160100XX99X00X 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 75 3.79 7.52 0.07 48.3  
160100XX97X00X 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 64 4.47 9.87 0.07 65.2  
161070XXXXX00X 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 31 2.32 3.64 0.00 44.2  
161060XX99X0XX 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2なし 18 2.11 4.19 0.00 48.3  
110310XX99XX0X 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 14 13.71 12.43 0.05 78.0  
救急科で1・2番目に多い疾患は転倒などによる頭部外傷、3番目の薬物中毒と続きます。当院は三次救急の指定を取得していることから、心肺停止、意識障害、呼吸不全、消化管穿孔、多発外傷や刺創を含む重症外傷、ショック、重症熱傷など、内因性、外因性に関わらず対応しています
 
 
 
乳腺外科 (乳腺・内分泌外科)
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
100020XX01X0XX 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 95 8.44 9.27 0.00 60.3  
090010XX03X0XX 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし 61 6.59 6.59 0.00 61.4  
100130XX97X0XX 甲状腺の良性結節 手術あり 手術・処置等2なし 60 7.90 8.00 0.00 60.5  
090010XX02X0XX 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2なし 42 11.88 10.30 0.00 57.3  
090010XX01X0XX 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等2なし 36 14.06 11.57 0.00 62.2  
乳腺内科外科で多い疾患は、甲状腺の良性・悪性腫瘍に対する診断および治療となっており、整容性と低侵襲を目的とした内視鏡下甲状腺手術を開発し、通常切開に加え、甲状腺癌の標準術式としています。ついで多い疾患は乳房の悪性腫瘍に対する乳房切除です。当院は乳癌学会の認定施設となっていることやブレストケアチームによる総合的で質の高い医療を提供しています。
 
 
 
整形外科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
160610XX01XXXX 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 110 23.92 20.87 0.01 67.3  
070230XX01XXXX 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 68 26.10 26.26 0.08 76.4  
070343XX01X0XX 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 54 19.52 22.55 0.07 70.9  
07040XXX01XXXX 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 53 25.70 24.42 0.09 71.6  
160800XX01XXXX 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 48 21.46 27.63 0.24 77.4  
整形外科では、脊椎、膝関節、股関節、肩関節、手の外科疾患および外傷疾患を高い専門性をもって治療にあたっています。整形外科で一番多い疾患は四肢筋腱損傷に対する靭帯断裂形成手術等で、中でも肩腱板断裂に対する関節鏡を用いた手術が最多となっています。スポーツ復帰後肩関節脱臼など再発しにくい肩関節を作ることが可能です。ついで多い疾患は変形性膝関節症に対する人工関節置換術で、小侵襲で実施しています。ついで多い疾患は、比較的高齢者に多い股関節大腿近位骨折に対する人工骨頭挿入術となっています。地域連携パスを活用し早期転院、早期リハビリを実施しています。
 
 
 
形成外科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
020230XX97X0XX 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 63 6.73 3.44 0.00 71.6  
050180XX97XXXX 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 40 5.93 3.34 0.00 67.9  
080180XX99XXXX 母斑、母斑症 手術なし 34 2.97 3.26 0.00 4.0  
080007XX010XXX 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし 29 6.38 4.28 0.00 43.8  
160200XX0200XX 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 16 5.38 5.80 0.00 43.4  
形成外科で1番多い眼瞼下垂症は高齢化等に伴い、整容性ニーズの高まりによって手術が多く行われています。2番目に多い疾患は下肢静脈瘤です。従来のストリッピング手術に代わる下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術に積極的に取り組んでいます。皮膚の良性腫瘍に対しては、症例ごとにあった治療を選択的に提供しています。
当院形成外科では身体各部の再建を中心に、インプラントを用いた乳房再建、皮膚潰瘍、顔面外傷、手の外傷、熱傷、ケロイド、唇裂口蓋裂など形成外科全般にわたる診療を行っているとともに、他科とも柔軟な連携をとりながら様々な疾患に幅広く対応しています。
 
 
 
脳神経外科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
010030XX9910XX 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 70 3.01 3.20 0.00 63.4  
010070XX9910XX 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 63 3.22 3.25 0.00 70.0  
010060X2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 46 13.72 16.54 0.06 69.4  
010050XX02X00X 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 11.59 11.83 0.03 78.1  
010070XX01X00X 脳血管障害 脳血管内手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 38 13.82 14.40 0.00 68.7  
脳神経外科で一番多い疾患は脳動脈瘤に対する造影を行う検査入院となっています。2番目に多い疾患は脳血管障害です。この中には内頚動脈の狭窄や閉塞が多く見られます。3番目に多い疾患は急性期脳梗塞で、t-PAなどを使用した血栓溶解療法の対応が多くなっています。脳外科では、そのほかに脳腫瘍に対する手術や化学療法、放射線療法も行っています。
 
 
 
呼吸器外科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
040040XX97X0XX 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 122 11.71 12.73 0.01 69.7  
040200XX01X00X 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 10.88 10.09 0.00 34.0  
040040XX97X10X 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病なし - - 21.29 - -  
040150XX97X00X 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 31.34 - -  
040030XX01XXXX 呼吸器系の良性腫瘍 肺切除術 気管支形成を伴う肺切除等 - - 10.28 - -  
当科は呼吸器外科専門医制度の基幹施設に認定されており、主に肺癌、自然気胸、縦隔腫瘍などの肺・縦隔疾患の外科的治療を通じて質の高い医療を提供しながら、専門医の育成にも力を入れています。
 
 
 
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163XXXXXXXX 非破裂性大動脈瘤 93 17.53 24.32 0.05 75.85  
050080XXXXXXXX 弁膜症 52 27.88 28.57 0.07 70.62  
050050XXXXXXXX 狭心症、慢性虚血性心疾患 36 34.58 19.93 0.08 71.06  
050180XXXXXXXX 静脈・リンパ管疾患 31 4.94 11.28 0.00 68.9  
050161XXXXXXXX 解離性大動脈瘤 29 34.24 28.02 0.06 69.31  
心臓血管外科で最も多い疾患は大動脈瘤です。十分に精査したうえで、最適の手術方法を選択することにより安全性の担保に加え、身体的、精神的負担を軽減し、早期退院、社会復帰が可能となることを目指しています。
弁膜症については、弁形成術を積極的に行っています。在院日数も全国平均より短く、低侵襲手術や術後早期からの心臓リハビリ実施等による取り組みの成果と考えられます。
 
眼科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
020200XX9710XX 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 25 4.92 7.72 0.01 70.6  
020240XX97XXX0 硝子体疾患 手術あり 片眼 - -   0.01 -  
020180XX97X0X0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2なし 片眼 - -   0.00 -  
160250XXXX1XXX 眼損傷 手術・処置等1あり - -   0.00 -  
020350XX97X0XX 脈絡膜の疾患 手術あり 手術・処置等2なし - -   0.00 -  

入院症例は手術目的入院が多くなっています。白内障手術はDPC対象外ですが年間560件を越える実績となっています。白内障手術以外の症例は、眼内レンズ縫着術、糖尿病網膜症、硝子体出血、黄斑前膜、黄斑円孔などです。

 
 
耳鼻いんこう科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
030390XX99XXXX 顔面神経障害 手術なし 209 12.38 9.60 0.01 50.8  
030428XXXXXXXX 突発性難聴 78 12.08 9.37 0.00 59.8  
030400XX99XXXX 前庭機能障害 手術なし 52 5.40 5.24 0.00 69.3  
010111XXXXX0XX 遺伝性ニューロパチー 手術・処置等2なし 44 12.93 13.33 0.01 47.2  
030390XX970XXX 顔面神経障害 手術あり 手術・処置等1なし 40 10.28 11.39 0.00 56.9  
耳鼻咽喉科で最も多い疾患は顔面神経障害になります。これは全国で比較しても上位に位置しています。ついで多いのが突発性難聴です。特に耳領域の専門性が高く「顔面神経・難聴センター」を併設し、専門治療を提供しています。
 
 
 
神経内科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
010160XX99X00X パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 12 15.83 18.71 0.00 73.9  
010230XX99X00X てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 10 2.60 7.12 0.01 45.4  
010060X2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 10 11.60 16.54 0.01 70.7  
010060X2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 16.73 - -  
010110XXXXX40X 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし - - 18.04 - -  
神経内科では、脳卒中・神経救急疾患の受け入れを積極的に行っています。急性期脳梗塞は血栓溶解療法と血管内治療(経動脈的血栓吸引術)の併用療法を行っています。当科はその他、神経変性疾患(パーキンソン症候群、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症など)、神経免疫疾患(多発性硬化症、重症筋無力症など)、機能性疾患(てんかん・片頭痛など)、末梢神経疾患、筋疾患など神経内科疾患全般の診療を行っています。当科入院の半数は脳卒中以外の神経症例です。
 
 
 
皮膚科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
080011XX99XXXX 急性膿皮症 手術なし 37 10.51 11.97 0.02 56.6  
080020XXXXXXXX 帯状疱疹 32 7.38 8.96 0.00 71.6  
070560XX99X0XX 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし - -   0.01 -  
080190XXXXXXXX 脱毛症 - -   0.00 -  
161070XXXXX00X 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - -   0.00 -  
皮膚科で多い疾患は、ほぼ同数で急性膿皮症と帯状疱疹になっています。その他ほくろや悪性黒色腫などの皮膚腫瘍、血管炎などによる皮膚潰瘍、膠原病、悪性リンパ腫など全身疾患に伴う皮膚症状全般に対応しています。
 
 
 
泌尿器科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
110070XX0200XX 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 91 7.75 7.44 0.01 76.2  
110200XX02XXXX 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術 79 10.05 9.98 0.01 73.2  
110080XX01X0XX 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 65 13.03 13.39 0.00 68.7  
11012XXX020X0X 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 61 5.67 5.83 0.00 64.4  
110310XX99XX0X 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 49 9.51 12.43 0.01 71.7  
当科で一番多い疾患は膀胱癌、ついで前立腺肥大症です。いずれも内視鏡を用いた手術のため、開腹することなく手術を行います。3番目に多い前立腺癌においては、ロボット支援手術(ダ・ヴィンチ手術)を積極的に行っています。
 
 
 
産婦人科
DPC
コード
DPC
名称
患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用
パス
120070XX02XXXX 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 63 8.17 6.42 0.00 46.0  
120090XX97XXXX 生殖器脱出症 手術あり 60 9.35 9.44 0.00 74.5  
12002XXX99X40X 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病なし 57 8.32 5.12 0.00 61.2  
120060XX01XXXX 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 55 10.44 10.05 0.00 46.2  
120230XX02XXXX 子宮の非炎症性障害 子宮鏡下子宮中隔切除術、子宮内腔癒着切除術(癒着剥離術を含む。)等 44 2.00 2.50 0.00 51.6  
産婦人科で一番多い疾患は卵巣・子宮の良性腫瘍疾患です。ほぼ腹腔鏡下にて行われています。婦人科がん治療に関しては、日本婦人科腫瘍学会専門医が在籍し、ガイドラインで提唱されている標準術式にすべて対応しています。放射線治療科の協力のもと、根治的治療、緩和的治療のいずれにも対応できるようになりました。子宮がんや卵巣がんといった悪性腫瘍に対する治療は、化学療法も含め、それぞれの患者さんに応じた治療方針を検討し、最善の医療を提供できるよう努めています。
 
 
 

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数  ファイルをダウンロード

 【対象:平成28年4月1日から平成29年3月31日までの退院患者】

  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 135 22 29 12 18 132   7
大腸癌 65 63 114 22 11 121 1 7
乳癌 67 56 17 - - 40   7
肺癌 100 22 104 37 13 181   7
肝癌 20 15 14 - - 173 1 7

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

 当院の初発5大癌の病期分類で集計したところ、癌別病期別に見ても全体に分布しています。これは総合病院の特徴で5大癌全てに対応していることがわかります。胃癌、乳癌においては、比較的早期に発見されている傾向があります。これは健康診断などの普及により当院へ紹介され、早期に発見されることが多いことが予想されます。早期治療として内視鏡的治療や腹腔鏡治療といった低侵襲手術を実施している裏づけにもなります。またStageⅡ、Ⅲ及び再発患者も多く、手術や化学療法、放射線治療などにも対応しています。
 

成人市中肺炎の重症度別患者数等  ファイルをダウンロード

 【対象:平成28年4月1日から平成29年3月31日までの退院患者】

  患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 57 11.0 56.4
中等症 216 19.0 80.0
重症 8 14.8 74.3
超重症 7 15.7 81.9
不明 - - -

 成人市中肺炎とは普段の生活の中で成人が発症した肺炎のことをいい、インフルエンザウイルスなどのウイルス性肺炎や飲食物の誤嚥による肺炎などは集計対象外です。患者数は中等症が一番多くなっています。

 
 

脳梗塞のICD10別患者数等  ファイルをダウンロード

 【対象:平成28年4月1日から平成29年3月31日までの退院患者】

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 19 7.63 72.32 0.00
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 232 20.00 73.04 0.01
その他 49 14.71 72.98 0.00
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 14 17.07 69.86 0.00
その他 101 7.78 71.38 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 17 11.29 68.18 0.00
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -

脳梗塞は、何らかの原因で脳の血管が細くなったり(狭窄)、血のかたまりが詰まったりすることで、脳に酸素や栄養が行き渡らなくなり、脳細胞が障害を受ける疾患です。
当院においては発症から3日以内の患者数が多く急性期治療を担っています。

「ICD=疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(以下「ICD」と略)」とは、異なる国や地域から、異なる時点で集計された死亡や疾病のデータの体系的な記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作成した分類である。 最新の分類は、ICDの第10回目の改訂版として、1990年の第43回世界保健総会において採択されたものであり、ICD-10(1990年版)と呼ばれている。現在、我が国では、その後のWHOによるICD-10のままの改正の勧告であるICD-10(2003年版)に準拠した「疾病、傷害及び死因の統計分類」を作成し、統計法に基づく統計調査に使用されるほか、医学的分類として医療機関における診療録の管理等に活用されている。(厚生労働省HP引用)
 

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)  ファイルをダウンロード

 【対象:平成28年4月1日から平成29年3月31日までの退院患者】

消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 221 0.97 1.43 0.00 70.15  
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 217 0.90 2.06 0.00 70.02  
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 選択的動脈化学塞栓術 113 1.66 10.38 0.00 75.50  
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 100 1.28 5.93 0.00 73.66  
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 77 1.82 15.30 0.03 76.03  
当院では、消化器内視鏡センターを設置しており、上部消化管(食道、胃、十二指腸)、小腸、大腸と全ての消化管および、胆膵の検査や内視鏡治療に対応しています。消化管の早期がんの診断や消化管出血の治療に対応し、カプセル内視鏡も導入しています。
 
 
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K549 経皮的冠動脈ステント留置術 ステント含む 573 1.40 4.80 0.01 70.10  
K595 経皮的カテーテル心筋焼灼術 233 2.23 3.42 0.00 61.52  
K597-2 ペースメーカー交換術 71 0.99 6.48 0.02 77.75  
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 64 1.56 3.75 0.00 73.36  
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 56 4.70 9.77 0.02 76.70  
循環器内科で最も多い手術は、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に対する経皮的冠動脈ステント留置術を含む心臓カテーテル治療です。心臓カテーテル治療は、腕や足の付け根の血管から心臓まで管を通し、病変を治療します。また、当科では頻脈性不整脈に対するカテーテルを用いたアブレーション(経カテーテル心筋焼灼術)手術も多く実施されています。4番目に多い血管拡張および血栓除去術は、四肢の血管などに生じた狭窄部位や閉塞部位を、血管内に挿入した風船(バルーンカテーテル)で拡張したり、削ったりする治療法です。その他ペースメーカー移植術及び交換術も数多く対応しています。
 
 
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 178 1.66 3.88 0.00 60.23  
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 109 4.89 10.39 0.00 71.43  
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 89 1.33 1.65 0.00 69.35  
K655-22 腹腔鏡下胃切除術 悪性腫瘍手術 48 2.58 12.17 0.01 68.92  
K740-22 腹腔鏡下直腸切除・切断術 低位前方切除術 47 5.36 19.77 0.00 64.96  
外科は胆嚢結石に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術が最も多く次いで、大腸癌に対する腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術、鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術と続きます。当科では特に低侵襲手術に力を入れており、腹腔鏡手術の豊富な経験を生かし先駆けて単孔式腹腔鏡手術を導入しています。
 
救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K386 気管切開術 21 8.86 22.10 0.11 72.14  
- - - - - - -  
- - - - - - -  
- - - - - - -  
- - - - - - -  
当科では、内因性・外因性に関わらずあらゆる重症病態を対象としており、心肺停止、意識障害、呼吸不全、消化管穿孔、多発外傷や刺創を含む各種重度外傷、各種ショック、臓器障害、重症熱傷、急性中毒などの患者を受け入れています。一次、二次救急患者に対しては、総合診療科が中心となり各診療科と連携をとりながら診療を行っています。気管切開術とは、長期にわたり気道、呼吸管理が必要な場合に気管を切開し、チューブを挿入・固定する処置です。
 
乳腺外科 (乳腺・内分泌外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 61 1.15 4.44 0.00 61.41  
K4611 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術 片葉のみの場合 59 1.39 5.49 0.00 61.07  
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術 全摘及び亜全摘 55 1.11 8.04 0.00 60.91  
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 42 1.12 9.76 0.00 57.26  
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術 切除 41 1.10 5.22 0.00 60.61  
甲状腺癌に対し甲状腺切除とともに必要に応じて頚部リンパ節郭清を行います。整容性と低侵襲を目指した内視鏡下甲状腺手術(葉切除、全摘+リンパ節郭清)を開発し通常切開手術に加え、甲状腺癌の標準術式としています。乳癌や乳腺良性腫瘍といった乳腺の腫瘍性疾患についても多く治療を行っています。合わせて乳房全摘後の乳房再建や、乳腺術後の創瘢痕の処置、乳腺炎などは形成再建外科・美容外科と連携しています。
 
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 136 3.05 22.68 0.16% 74.60  
K080-41 関節鏡下肩腱板断裂手術 簡単なもの 70 1.31 18.69 0.00 64.74  
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方椎体固定 59 2.66 17.14 0.00 70.73  
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 47 4.62 14.70 0.20% 73.53  
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 椎弓形成 46 3.07 15.13 0.07% 68.28  
整形外科で最も多い手術は人工関節置換術です。中でも変形性膝関節症に対する手術が多く行われています。小侵襲手術を行い、歩行機能の早期回復が得られています。次に多いものは関節鏡下肩腱板断裂手術です。腱板断裂のほか、脱臼や骨折などの疾患に対し、関節鏡下に外科的治療を行っています。ついで多い手術は脊髄疾患や椎間板ヘルニア等に対する脊椎固定術です。当院では脊椎・脊髄疾患に対して総合的な治療を行う脊椎・脊髄センターを運営しています。
 
 
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 60 1.07 4.73 0.00 71.55  
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 39 1.13 3.46 0.00 66.77  
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 21 1.62 12.48 0.00 77.52  
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外) 長径6センチメートル以上12センチメートル未満 13 1.15 3.92 0.00 51.92  
K0102 瘢痕拘縮形成手術 その他 12 1.00 6.33 0.00 51.50  
形成外科で一番多い手術は眼瞼下垂症手術です。眼瞼下垂とは、まぶたを引っ張り上げている筋肉が伸びて弱くなっている状態です。手術は、まぶたの中の瞼板に付着している眼瞼挙筋腱膜を短く縫い付け再び張力を回復する手術です。ついで多いものは下肢静脈瘤血管内焼灼術です。当院では心臓血管外科と共同で下肢静脈瘤血管内レーザーを導入し、従来のストリッピング手術に代わる低侵襲手術を行っています。3番目はがんに対する皮膚悪性腫瘍摘出術。4番目は脂肪腫や粉瘤に対する皮膚、皮下腫瘍摘出術となっています。5番目は瘢痕拘縮形成手術です。これは瘢痕(傷あと)を目立たないようにする手術です。
 
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 49 0.20 10.55 0.04 77.18  
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 33 2.42 2.45 0.04 61.42  
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 脳内のもの 33 2.30 27.03 0.20 70.18  
K6101 動脈形成術、吻合術 頭蓋内動脈 28 6.50 15.82 0.05 65.18  
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 23 1.87 8.83 0.00 72.96  
一番多い手術は慢性硬膜下血腫穿孔術です。慢性硬膜下血腫に対して、頭蓋から血腫を洗浄除去する手術です。高齢の患者さんの割合が高く、入院後緊急での手術となることも少なくありません。ついで多いのが脳動脈瘤頸部クリッピングです。当科では未破裂脳動脈瘤に対しても積極的に治療を行っています。動脈瘤の位置や大きさなどにより、開頭クリッピング術と血管内治療のどちらが適しているかを検討して治療方法を決定しています。ついで多いのが、頭蓋内血腫除去術です。頭部外傷などにより出血が起こり、血腫を形成したもので、開頭手術で血腫の除去を行います。
 
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 82 3.00 12.15 0.03 70.29  
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 31 2.68 6.68 0.00 68.74  
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除 17 2.71 9.06 0.00 70.29  
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 17 10.12 5.06 0.00 38.06  
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 12 2.58 4.58 0.00 61.00  
呼吸器の手術は、肺悪性腫瘍と気胸に対する胸腔鏡手術が主流となっています。従来の開胸手術より低侵襲で短期に退院することが可能となっています。
 
 
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K561 ステントグラフト内挿術 84 3.33 11.06 0.05 74.67  
K617 下肢静脈瘤血管内焼灼術 45 1.13 2.40 0.00 68.15  
K560 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 41 7.90 47.59 0.12 70.80  
K552 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの) 35 9.14 25.23 0.85 71.31  
K555 弁置換術 33 7.64 24.94 0.06 71.60  
対象疾患は虚血性心疾患、心臓弁膜症、大動脈疾患、末梢血管疾患、下肢静脈瘤、先天性心疾患など外科治療の対象となる全ての心疾患です。当科で多いものは大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術です。この治療法は脚の付け根に5cm程度の切開を加え、足の血管からカテーテルといわれる管を挿入して大動脈病変部に人工血管を留置する手技を用いるものです。ついで多いものは、下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術です。静脈の中に細い高周波のファイバーを通して、高周波の熱によって下肢静脈瘤を塞いでしまう方法です。3番目に多い冠動脈バイパス術は、健康な血管の一部を採取または人工的な血管を用いて、冠動脈の閉塞部分に繋ぎ(移植し)ます。 こうすることによって、血液が閉塞動脈を迂回して心臓に流れる新しい路(バイパス)をつくります。ついで多いものは弁膜症に対する弁形成術・弁置換術となっています。弁を切除し、人工弁を埋め込む手術(弁置換術)や、自己弁を温存し、弁の形を整える手術(弁形成術)を行っています。
 
 
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 560 0.00 1.56 0.00 76.05  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術 網膜付着組織を含むもの 38 0.00 4.00 0.00 69.37  
- - - - - - -  
- - - - - - -  
- - - - - - -  
白内障手術は、日帰り(外来)手術、片眼1泊2日入院、もしくは片眼2泊3日入院のいずれかで施行しております。糖尿病網膜症、硝子体出血、黄斑前膜、黄斑円孔に対して、硝子体茎顕微鏡下離断術を適宜施行しています。
 
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術 摘出 40 1.23 7.43 0.00 28.10  
K319 鼓室形成手術 35 2.63 9.31 0.00 54.89  
K159 顔面神経減圧手術(乳様突起経由) 28 5.36 5.43 0.00 41.89  
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術IV型(汎副鼻腔手術) 24 1.58 7.71 0.00 55.25  
K3892 声帯ポリープ切除術(直達喉頭鏡によるもの) 18 1.28 6.67 0.00 51.33  
当科では扁桃炎に対する扁桃摘出術が最も多くなっています。ついで多い鼓室形成術は、病変の摘出とともに難聴改善を目的とします。次いで多いものは、顔面神経麻痺に対する顔面神経減圧術です。顔面神経を圧迫する原因を取り除く手術です。ついで多いものは内視鏡下鼻・副鼻腔手術です。慢性副鼻腔炎では炎症によって副鼻腔内の粘膜が腫れているため、鼻腔との空気の通り道が塞がっている状態にあります。その通り道を広く開け、また、病的に腫れた粘膜(ポリープ)を切除して本来の鼻に近い状態を作り、鼻のもつ自浄作用を回復させるための手術です。
 
 
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 130 1.52 5.16 0.00 74.52  
K8411 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの 83 2.22 6.84 0.00 73.46  
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 61 2.25 9.92 0.00 68.64  
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 61 2.11 3.56 0.00 64.87  
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 23 1.96 10.48 0.00 68.74  
当科で一番多い手術は膀胱悪性腫瘍に対する経尿道的手術です。膀胱内視鏡を用いて腫瘍を切除する経尿道的腫瘍切除術(TUR-Bt)を行います。 ついで多いのが、前立腺肥大に対する経尿道的前立腺手術です。内視鏡を用いて、電気メスで肥大した前立腺を切除します。ついで多い、前立腺癌に対する前立腺悪性腫瘍手術です。前立腺悪性腫瘍手術において、手術支援ロボット「ダヴィンチシステム」を導入し、低侵襲かつ、がん抑制率向上、術後尿失禁改善、勃起機能温存を推進し良好な治療成績を収めています。その他尿路結石や各種がんにも対応しております。
 
 
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前
日数
平均
術後
日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)腹腔鏡によるもの 64 1.13 6.11 0.00 46.14  
K861 子宮内膜掻爬術 62 0.15 0.85 0.00 50.50  
K867 子宮頸部(腟部)切除術 51 1.02 1.00 0.00 40.94  
K877 子宮全摘術 50 1.5 8.50 0.00 50.62  
K872-3 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術 38 0.97 1.03 0.00 40.87  
婦人科の良性疾患には腹腔鏡や子宮鏡を用いた低侵襲手術を積極的に行っています。子宮全摘術、子宮筋腫核出術、ほとんどの良性卵巣腫瘍手術がすでに腹腔鏡手術に移行しています。婦人科がん治療に関しては、日本婦人科腫瘍学会専門医が在籍し、ガイドラインで提唱されている標準術式にすべて対応しています。放射線治療科の協力のもと、根治的治療、緩和的治療のいずれにも対応できるようになりました。子宮がんや卵巣がんといった悪性腫瘍に対する治療は、化学療法も含め、それぞれの患者さんに応じた治療方針を検討し、最善の医療を提供できるよう努めています。
 
 

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)  ファイルをダウンロード

 【対象:平成28年4月1日から平成29年3月31日までの退院患者】

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 14 0.09
180010 敗血症 同一 12 0.08
異なる 32 0.21
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 26 0.17
異なる 33 0.22
解説
【DPC=診断群分類包括評価支払制度】
14桁あるDPCコードのうち、6桁で集計しています。DPCコード6桁とは疾病による分類を表しています。


傷病名
【播種性血管内凝固症候群】
本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が、全身の血管内で無秩序に起こる症候群です。早期診断と早期治療が求められる重篤な状態で、治療が遅れれば死に至ることも少なくありません。
【敗血症】
血液内に細菌などが入って全身に回り、体の抵抗力が負けて重篤な状態です。多臓器不全などに至り死に至ることもあります。
【その他の真菌感染症】
真菌(カビ)が臓器にとどまり、感染した病態です。高齢の方や抵抗力が弱くなったときに起こりやすい病気です。
【手術・処置等の合併症】
合併症とは、ある病気が原因となって起こる別の病気です。医療ミスとは異なります。
【入院契機】
DPCにて分類される包括請求と入院の契機となった疾病が「同一」か「異なる」で集計しています。
 

更新履歴

2017.9.29 : 2016年度実績を更新しました。
 
 

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